シュールストレミング(surströmming)をセンサーで測ってみた
2018.03.19

こんにちは、サービス企画部の高橋です。
今回は、世界一刺激的な匂いの缶詰、「シュールストレミング(surströmming)」を匂いセンサーで測った後、美味しく食べる会を開催しました。
1.使用したデバイス
使用したセンサーは「TGS2450」、ArduinoUNOを使用しました。
製品の説明によると、
「メチルメルカプタンや硫化水素といった硫黄化合物系ガスに対して、 低濃度から非常に高い感度を示しますので、悪臭検知センサとして使用可能です。」
ということなので、これはどんな数値が出るか、期待が膨らみます。
単体で測ってもいまいち強さが比較できないので、「ドリアンサイダー」「焼くさや」も一緒に測ってみることにしました。
2.計測
まず、ドリアンサイダーから。
直接嗅いだところ思ったほど臭くなく(※感じ方には個人差があります)、パッションフルーツのような味で美味しく飲めました。
そして気になる数値は、あれ、なんか下がっている???
原因がその場で分からなかったので、続いて「焼くさや」計測することに。
匂いはやはり、それなりの匂いがしました。(※感じ方には個人差があります)
また、下がってる!
回路を見直すも、原因は特定できず、時間も迫っていたので本命のシュールストレミングを計測することに。
と、その前に、開封の儀式。
「匂いがついたら、落ちません」と注意書きにあったので完全武装して開封をします。
空気中で開けると、中身が吹き出すことがあるので、水中で開封することで、吹き出しと匂いの発散を防ぎます。
開缶完了して中のニシンの切り身が見えました。
さて、気になる匂いですが・・・・・
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「・・・・っっっクサっ!」
想像ほどの激臭はしませんでした(※感じ方には個人差があります)
河原で開缶したこともあり、激臭が立ち込めることはありませんでした。
(※ただし、住宅街の真ん中の公園などで缶を開けると、近所迷惑になる可能性がありますので、周囲の迷惑にならない場所で開缶するようにしましょう。)
匂いも堪能できたとこですし、いよいよ、センサーで計測してみます。
やっぱり下がっている!
そして、ドリアンサイダーとあまり変わらない・・・(謎)
現地ではどうにもならないので、計測終了。
自社のラボに持ち帰って、計測センサーを調査してみます。
3.美味しく食べる(下ごしらえ)
計測が終わったので、この後は美味しく食べます。
用意した食材
「刻んだタマネギ、AQUAVIT、蒸したじゃがいも、スライストマト、サワークリーム、胡椒、トルティーヤ、クラッカー、アボカド、タバスコ、マヨネーズ」
本場でも単品だけでは食べないで、いろいろな食材にトッピングして食べるのが一般的なようなので、我々もそれに則り美味しくいただきます。
まずは、水で洗います。
3〜4回ほどすすいでから骨を取り除いて、三枚におろします。
4.実際に食す!
誰が最初に食べるか、じゃんけんで決めます。
そして、弊社初のシュールストレミンガー(造語)は誰になったかというと・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
弊社の社長でした。(引きが強いです)
気になるトッピングは、トルティーヤ、スライストマト、マヨネーズ、シュールストレミング、アボカドです。
気になるお味は、「匂いがきついも、意外と食べられる!!」
他のメンバーたちも続々食べていきます。
「塩辛い・・・・」
4.結論
「きちんと準備して食べれば、美味しく食べられる。」
という結論に達しました。
技術を生かした?、こういったイベントもやったりしています。
5.最後に
オシャレに仕立て上げたシュールストレミングのカットも撮りました。
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