確定拠出年金制度(401K)を導入
2022.12.07
2022年11月から、ユニトラストでは『確定拠出年金制度』を導入しました。
皆さんは、『確定拠出年金』という制度をご存じでしょうか?
『確定拠出年金』とは、私的年金の一部で、事業主や加入者が掛金を拠出して加入者がその資産を運用する制度です。「老後の2,000万円問題」というのは、皆さんも聞いたことがあるかもしれませんが、この問題を乗り切るために国も推奨している救済制度のひとつです。導入している企業は中小企業ではまだ多くはありませんが、今回ユニトラストの福利厚生として導入することとなりました。
弊社の代表が、「会社の福利厚生をもっと充実させたい!」「社員の満足度を上げたい!」と思い、『確定拠出年金制度』の導入を決意したので、社員にとって嬉しいポイントも用意してくれました。
『確定拠出年金』とは?
弊社が導入した『確定拠出年金制度』について簡単に説明します。
まず、社員は毎月積み立てる金額(拠出金)を決め、企業がその金額を社員専用の年金口座に積み立てを行います。そして積み立てた拠出金をもとに社員自ら運用を行い、株、投資信託、保険商品などで年金資産を形成していくのが確定拠出年金の流れになります。運用によって形成された年金資産は原則60歳以降に一時金もしくは年金の形式で受け取ることができます。国民年金や厚生年金などの公的年金制度とは別に積み立てを行っていくので、老後資金対策のひとつとして有用な制度です。
弊社では「選択制」を選択しており、各社員が『確定拠出年金制度』を利用するかどうかを選ぶことができます。
メリットとデメリットに関しては下記のようなものがあります。
メリット
- 拠出金については全額所得控除の対象となり、所得税・住民税が軽減される
- 社会保険料の支払額が安くなる可能性がある
- 運用で得た収益は全額非課税 etc..
デメリット
- 60歳まで積み立てた分の引き出し不可
- 最終的な給付額が自身の運用結果に左右されるため確定していない(※元本確保型の商品もあります)
- 一度積立を始めたら毎月の拠出金を0にすることはできない etc..
実施の判断については上記のようなメリット、デメリットを知ることも重要ですが、年金情勢やそれを取り巻く環境変化などから自身の今後をシミュレーションし、無理のない範囲で行うことが大切です。
ユニトラスト独自の制度
そしてここからはユニトラスト独自のキックバック制度についての紹介です。
上記で、さらっと記載していますが、『確定拠出年金制度』を利用すると、各社員の社会保険料が安くなる場合があります。そもそも、社会保険料というのは、社員負担分と会社負担分があり、『確定拠出年金』への掛金額によって、社員負担分と会社負担分の保険料のどちらも安くなります。この会社負担分が安くなった分を『確定拠出年金制度』を利用している社員の皆さまに、年一回キックバックを行うというが弊社独自のキックバック制度になります。
そのため、通常よりも少ない負担額で年金資金を積み立てていくことが可能です。会社が得をするのではなく、「社員のために制度を導入したい」という代表の想いがあらわれている部分ですね。
まとめ
老後の生活を取り巻く環境はまだまだ変わっていきます。老後の資金や、将来の不安などの解決方法のひとつとして、『確定拠出年金制度』の利用も考えてみてはいかがでしょうか。「もっと詳しく調べてみたい」「他にはどんな制度があるのだろう?」と思った方はぜひネットや本で調べてみてください。自分や家族の将来について考えるきっかけになると思います。私は今回調べてみて、今まであやふやだった年金制度について知ることができました。
先日、全社員に対して基本給のベースアップを実施したとお知らせしましたが、そのベースアップの金額設定にはこの制度をうまく活用して欲しいという気持ちも込められています。
今後さらに、社員のみなさまに満足していただけるように、新たな制度の導入や現状の改善を継続的に行っていきたいと考えています。
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